葵祭(あおいまつり)
下鴨神社・上賀茂神社
5月15日
■新緑の都大路を進む平安絵巻の大行列■
京の三大祭の一つ。源氏物語にも登場するほど古く、540年頃に始まったといわれています。平安朝の装束をまとった総勢約500名が約700mの行列を組んで、京都御所から下鴨神社・上賀茂神社まで、優雅に練り歩きます。牛車、勅使、風流傘、斎王代など、まさに平安王朝の絵巻物の世界。また5月1日からは、葵祭に関連した数々の行事が上賀茂神社と下鴨神社を中心に行われます。
京都市観光協会
075-752-7070
三船祭(みふねまつり)
車折神社・嵐山
5月20日
■風流を楽しむ優雅な船遊びを再現■
約1100年前、宇多上皇が御幸のおりに、大堰川で船遊びをされたのが起源です。車折神社での神事の後に、船遊びが優雅に繰り広げられます。「龍頭船」では舞楽を、「鷁首(げきす)船」では毎年三千家が交代で献茶を奉納し、「流扇船」からは舞扇が流されます。その他に「稚児船」「謡曲船」など約30艘が諸芸能を奉納。嵐山の新緑に船の朱があでやかに映え、平安朝大宮人の雅な遊びが偲ばれます。
【正午から車折神社で神幸祭が始まります。PM1:00頃に行列が出発し、渡月橋を渡って中ノ島公園の剣先から御座船に乗り移ります。PM2:00頃から船遊びが始まります。】
車折神社
075-861-0039
千本ゑんま堂大念仏狂言(せんぼんえんまどうだいねんぶつきょうげん)
千本ゑんま堂(引接寺)
5月1日〜4日
■セリフで演じられる珍しい念仏狂言■
壬生狂言、嵯峨大念仏狂言とともに京都の三大狂言の一つ。足利義満が境内の普賢象桜(ふげんぞうざくら)を誉めたのが由縁で、洛中洛外図上杉本にも描かれた狂言です。期間中は毎日、初番に「閻魔庁」が演じられます。これらは閻魔庁で審判を受けた亡者が千本ゑんま堂の閻魔大王の手判を差し出し、極楽へ案内されるという話です。上敷と椅子の鑑賞席が用意され、無料で楽しめます。
千本ゑんま堂(引接寺)
075-462-3332
藤森祭
藤森神社
5月1日〜5日
■勇壮な駈馬神事で知られる祭■
藤森祭は平安時代から続く古い祭で、室町時代に武士が馬術を神前に奉納したことを引き継ぎ、境内参道で駈馬神事が行われます。降りそそぐ矢の中を駆け抜ける手綱くぐり、馬の背に立つ立乗り、矢にあたって落馬したように見せかける藤下りなど、馬で駆け抜けながら繰り広げられる8種類の妙技に、見物客も夢中で見入ってしまいます。
藤森神社
075-641-1045
流鏑馬神事(やぶさめしんじ)
下鴨神社
5月3日
■馬を走らせながら矢を射る勇壮な神事■
葵祭の清めの神事として古式にのっとって営まれます。糺の森の約400mの馬場を、狩装束の男たちが馬を走らせ、途中3ヶ所に置かれた50cm四方の木の的を矢で狙います。矢が的に命中すると、カーンと真っ二つに割れ、観衆から拍手と歓声が起こります。
【午後1時。二番目の的付近では命中する瞬間を見ることができます。】
下鴨神社
075-781-0010
競馬会神事(くらべうまえしんじ)
上賀茂神社
5月5日
■平安時代から続く勇壮な神事■
平安時代の1093年(寛治7)に五穀豊穣の祈祷として始まったとされ、賀茂競馬ともいわれます。一の鳥居から二の鳥居までの芝生に馬場が設けられ、左方と右方から馬一頭ずつを出し、二頭が約400mを駆け抜け勝負を競います(競駈(きょうち))。判定は、赤扇が上がれば左方、黒扇なら右方の勝ち。
上賀茂神社
075-781-0011
御蔭祭(みかげまつり)
下鴨神社
5月12日
■新緑の中で平安時代へタイムスリップ■
葵祭に先駆けて営まれる、重要な意味をもつ祭です。比叡山山麓にある御蔭神社から、神霊を白馬にのせて下鴨神社に迎えます。その途中、下鴨神社の糺の森で、東遊(あずまあそび)の舞が奉納されます。その昔、東国(関東地方)で流行した歌にあわせて優美に舞う姿は、様式美の極致。新緑の中で、平安時代の時間がゆるやかに流れます。
下鴨神社
075-781-0010